2009年10月9日金曜日

"Zombieland"「ようこそゾンビランドへ」


先週末に公開され、全米1位になったホラー・コメディ"Zombieland"を観ました。
これ、すごくおかしくて、何回も声を出して笑ってしまいました。公開翌週の平日のマチネーだと、どんなにヒット作でも観客は1ケタということが珍しくないここサンタクルーズの映画館で観て、ちょっともったいないことをしました。公開直後の夜に行って、みんなとワハワハ笑ったらもっと楽しかったでしょう。や〜、本当におかしい。「Hang Over」より笑えました。

映画の幕開けから、すでにアメリカ中がゾンビで溢れ、人間は影も形も見あたりません。ナレーターは言います、「ここは合衆国ですといいたいけど、言えない。人間がいないのでは、国と言えないから。ここは、"The United States of Zonbieland"だ」と。続けて、映画は少し過去に戻って、ゾンビが人々を襲いはじめた頃の模様を映し、ナレーターが、ゾンビのはびこる世界で生き残る心得を、挙げていきます。#1、デブじゃないこと、#2、ダブルチェック(ゾンビを確実に仕留めるため、2回は致命傷を与えろという意味)、#3、シートベルトを締めろ、#4、トイレに注意、という具合(順番はちょっと違うかも)。本作はコメディですが、この冒頭に出てくるゾンビたち、かなり怖いし、メイクもエグいです。

そして、やっと声の主が登場します。演じるは「イカとクジラ」の優男くん、ジェシー・アイゼンバーグ。登場早々、本人が、「とても生き残るタイプに見えないよね」と認めていますが、秘訣は、先に挙げた自分で作った心得と、もともと他人と関わらないで生きてきたから、だそうです。

テキサスから、両親の住むオハイオ州コロンバスへ車で向かう旅の途中、彼はもう一人の人間に出会います。それが、カウボーイハットのいかにも強面タイプ、ウディ・ハレルソン。あまり親しくならないように、お互いを「コロンバス」、「タラハシ」と地名で呼び合いながら、道中を共にします。ゾンビ退治がうまいタラハシは、心強い道連れですが、なぜかTwinkieという菓子パンに異常に執着していて、置いてそうな店を見つけては、危険も顧みずに探しに行きます(でも絶対にありつけないというお約束(^_^))。ジョディ・フォスターが、「ハートに火をつけて(バックトラック)」で食べたがった、ピンク色の丸い菓子パンと、同じ会社(Hostess社)の製品です。あと、回想シーンで、子犬と戯れるタラハシのシーンがあるんですが、そこもすごく可笑しかった〜。

で、トゥンキーを探しに行ったスーパーで、思いがけなく、女の子の二人組と出会います。二人は姉妹で、姉はちょっとリンジー・ローハン似のエマ・ストーン、妹(12歳)は、「リトル・ミス・サンシャイン」のかわいいアビゲイル・ブレスリンちゃんが演じています。なんだかんだの末、結局4人はロサンゼルスの遊園地(妹が行きたがっているのと、そこにはゾンビはいないらしいので)を目指すことになります。その前に、ハリウッドに寄り道して、スターの豪邸巡りをしようということになり、今度はタラハシの希望で、ビル・マーレーの、すんごい成金趣味の屋敷にお邪魔して、好き放題。「ビル・マーレーって誰?」という妹に、豪邸内の私設映画館で、「ゴーストバスターズ」を見せるコロンバス。

ここからは、観てのお楽しみです。もう傑作なシークエンスが続くので、書きたいけど、ネタバレになっちゃいますからね(^_^)。監督は、Spike TVの作品などを手がけてきたという若手のルーベン・フレイシャー。長編映画は初挑戦だそうです。

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