2010年1月24日日曜日

"Legion"「レギオン」

「ザ・ウォーカー」を観た2日後、本作を観ました。またまた「終末もの」ジャンルですが、ポスト・アポカリプスの世界が舞台だった「ザ・ウォーカー」と違い、こちらはプレ・アポカリプスの様を描いています。

人類に飽いた造物主が、天使の軍団を地上に遣わして人間達を滅ぼそうとする。だが大天使ミカエル(マイケル)のみが、絶対神の命に背き人間の味方に回る。かくて天使対天使の、凄絶なるハルマゲドンの幕が切って落とされた−−。



という、ワクワクする設定の作品です。「デビルマン」みたいじゃないですか。ビジュアル的には反対に、デビルマンに当たるのが飛鳥了っぽい金髪のポール・ベタニーで、飛鳥了の堕天使に当たる天使ガブリエルを、黒い短髪に黒い羽根で表現してるのが妙です(いつもオタクな比較で恐縮です)。でも天使だか何だかが人間に憑依すると、まるでデビルマンみたいに、体が化け物系に変異するんですよね(^_^;)。

そんな、やり方によっては腐女子ゴコロをもときめかせるポテンシャルを秘めた設定なのに(^_^;)、うーん、もったいない。「ターミネーター」二番煎じに終始してしまいました。最初と最後など、何かの悪い冗談かと思うぐらい、そっくりです。

本作を観た後では、「ザ・ウォーカー」が思索的な奥深い知的エンターティンメンに思えて来ます。もうむっちゃくちゃなのですが、このむっちゃくちゃ加減、不条理さ、理不尽な殺戮、考えたら、聖書に非常に忠実と言えませんかね。「ザ・ウォーカー」が、厳格な新約聖書の世界を体現しているとすれば、こちらは旧約聖書の荒唐無稽さをとっても素直に体現しているでしょう。

表面的なアホらしさに騙されてはいけません。とても危ない映画なのです。

ダイナーに集う客の一人に、潔癖症な母親が出てくるのですが、女優さんの顔、なじみがあるのに、誰だったか思い出せない。映画が終わってからもずーっと考えていて、やっと思い出しました。「グレイズ・アナトミー」で、パトリック・デンプシーの妻を演じていた美女でした。ダイナーの主人で、すぐ写りが悪くなるテレビをガンガン叩く親父をデニス・クエイドが演じています。コック役の黒人のおっさんの顔が、失礼ながらパグ犬に似ていて好きでした(^_^)。

関係ないけど、"Ellen"にデニス・クエイドが出演したとき、スタバや控え室にいるクエイドが、イヤホンを通じて、エレンが言う通りに店員やデリバリー係にセリフを言うというお遊びをやっていて、すごく面白かったです。「デニス・クエイドがコーヒーを飲みに来たぞ!」とか、「デニス・クエイドはとっても腹ペコだぞ!」とか、水でうがいして店の床にペッて吐きださせたり、「寂しいから一人にしないでくれ」って迫ったり。その後、スタバに行くたびに、「デニス・クエイドが来たぞ!」って言われるんですって(^_^)。あと、ネズミが嫌いというクエイドを、でっかいネズミの着ぐるみで脅かすんですが、その時の怖がり方が女の子みたいに飛び上がっちゃって、可愛かったです。一方ペダニーは、映画の役作りで体を鍛えて美事な腹筋をポスターで披露してますが、クリスマスのごちそう(ジェニファー・コネリーの愛妻料理!?)で、あっという間に元に戻っちゃったのだそうです(^_^)。

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