2010年1月5日火曜日

アメリカの年末年始TV番組:"Kennedy Center Honors" "Half Ton Teen" Rose Parade

東と西の時差の存在を忘れていて、NYで行われる新年カウントダウン中継を見損ねてしまいました(T_T) カウントダウンの後は、カーネギーホールでや るコンサートを中継するのが恒例のようです。いつか生でカウントダウンを見に行きたい気もするけど、むちゃくちゃ寒そう…。

★Rose Parade
1月1日は、ローズボウルがあります。ゲームそのものは見ないけど、ゲーム前に行われるパレード、Rose ParadeのTV中継を観ました。場所はカリフォルニア州パサディナ。確かロサンゼルスの近くですよね…。たくさんの山車やマーチングバンドによる、と ても華やかなパレードは、感謝祭のMacy'sのバルーンパレードと並ぶ、TVで楽しむ季節の風物詩的な定番番組。私が視聴できる基本的なケーブルTV局 だけでも、ABC、NBC、TLCと、3局で中継してました。やっぱりみんな好きなんですね(^_^)。

数年前は、パフィーの山車があったりしましたが(パフィーの子ども向けアニメ番組が結構人気でした)、今年はジャッキー・チェンがニコニコ手を 振ってました。ハドソン川の英雄、サリー機長がパレードのgrand marshalです。山車は、草花や海苔などを素材にしてますが、動くギミックが仕掛けられてたり、花火を打ち上げちゃったり、とにかくど派手。「紅白」 のメガ幸子も参加すれば良かったのに! 日本からは、なぜか京都のマーチングバンドが初参加していました。一番受けていたのは、スノボ上手なブルドックた ちが、スローブをすい〜っとすべっていく山車。この山車は全長がこれまでで一番長くて、角を曲がれるか微妙だったのですが、無事に曲がった時は大喝采が起きてました。






★"Half Ton Teen"(TLC)
夕方は、偶然見かけた"Half Ton Teen"というドキュメンタリーに釘付け。本当に体重が1/2トン、つまり500kg以上ある男の子のドキュメンタリーです。男の子と言っても、もう 20才らしいんですが、精神年齢が12才ぐらいで止まったまま。この子の場合は、お母さんの過保護、というわかりやすい原因です。文字通り、Love kills。この番組はシリーズになっていて、"Half Ton Mom", "Half Ton Dad","Half Ton Virgin"と立て続けに放映されて、正月だというのにゾーっとさせられてしまいました。なまじのホラーより怖いです。しかも目が離せない…。体重も、 これぐらいになると命の危険があり、実際、番組中になくなってしまった人もいます。手術をしようにも、まず数百ポンド体重を落としてからでないとできず、 せっかく手術をして成功したのにあっけなく逝ってしまったり。また、こういう人たちに対応できる病院も少ないのですが、そこへ移送するまでも相当大変で す。手術は胃を縛って小さくするというものですが、なにしろたいへんな脂肪層なので、手術できる人が少ないみたいです。一番凄い状態だったのが"Half Ton Dad"で、お腹の肉が垂れ下がって(寝ているのに)、両足が閉じず、まるで赤ちゃんみたいな格好で数年間寝たきり。風呂にも行けないから皮膚もひどい状 態です。排泄はどうしていたんだ〜。この人は離婚のショックと、ヘルパーの女性がジャンクフードを際限なく与え続けたせいで、こんなんなっちゃったそうで す。でも子ども達には慕われていたみたい。

人間、こんなになってしまうのかと、かなりショッキングでした。「ギルバート・グレイプ」みたいな人たちが何人も、人知れず、自宅にこもっていると思うのも怖いし、自分もうっかりするとそうなってしまいそうで、怖いです。

写真つき記事へのリンクを貼っておくので、興味のある人は心の準備をしてから見てください(^_^;)。

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/woman/real_life/2107664/Teen-balloons-to-60st-gorging-on-mums-junk-food-meals.html


★ "Kennedy Center Honors" (ABC)
12月29日には、「Kennedy Center Honors」という番組を観ました。番宣を観たときは、デ・ニーロとかがもらうみたいだけど、栄誉賞なんて堅苦しそう、と思ってスルーするつもりだった のですが、たまたまTVをつけたらやっており、ショーとして、とっても面白かったです。ゲストも豪華でした。大統領夫妻も出席してます。

第32回の受賞者は、次の通り。
ロバート・デ・ニーロ Robert De Niro
メル・ブルックス Mel Brooks
ブルース・スプリングスティーン Bruce Springsteen
デイヴ・ブルーベック Dave Brubeck(ジャズ・ミュージシャン)
グレース・バンブリーGrace Bumbry(オペラ歌手)

デ・ニーロのパートでは、メリル・ストリープ、スコセッシ監督などがスピーチし、ハーベイ・カイテル、シャロン・ストーン、エドワード・ノートン、ベン・スティラーが寸劇を披露。デ・ニーロはちょっと涙ぐんでて、ジーンときました。

メル・ブルックスはギャグにいちいち大受けで、身をかがめて笑ってて、かわいかったです。

デイブ・ブルーバックは「Take Five」などを作曲した人で、ハービー・ハンコックがスピーチを担当。ジャズミュージシャンたちによる演奏もたっぷり。大統領夫妻ふくめ、みんなノリノリでした。ちょうど、デイブの誕生日だったみたいです。

メル・ブルックスのパートは、カール・ライナー監督がスピーチ。ブルックスの紹介映像には彼のいろんな映画のクリップが挟まれ、全部観直したく なってしまいます(「プロディーサー」は公開当時、評判悪かったみたいで、ガッカリしたメルは6年映画を作らなかったんですって)。その後、フランク・ラ ンジェラ、マーティン・ショート、ジャック・ブラック、ハリー・コニック・Jrらがミュージカルメドレーを披露、メルは一緒に口ずさんだり、笑ったり。 大統領もワハハって笑ってます。



グレース・バンブリーは黒人のオペラ歌手で、「ディーバ」のシンシア・ホーキンズを彷彿させました。

スプリングスティーンのプレゼンテーションは、コメディアンのジョン・スチュアート。ニュージャージー生まれなんですって。彼は、ボブ・ディランと ジェームズ・ブラウンが人種と性別の壁を越えて愛し合い、その子どもがブルースだ、とスピーチ。ブルースと大統領は握手しながら爆笑してました。その後 は、ミュージシャンたちが彼の曲を演奏。トリを務めたスティングは意外にも、自分の持ち歌より聴かせました。会場も総立ち。


☆ホワイトハウスの公報ビデオ。メダル授与はホワイトハウスで行われたようです。
http://www.whitehouse.gov/photos-and-video/video/2009-kennedy-center-honors


ところでこちらでは、クリスマス時期には本当に、律儀に毎年「素晴らしき哉、人生」や「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」や、スヌーピーのクリスマスエピソードを放映してるんですねぇ。毎年ちゃんと観られると、なんだかうれしいです。 「赤鼻のトナカイ」は今年は見損ねましたが、続編の、"Rudolph's Shiny New Year"「赤鼻のトナカイ ルドルフ物語」を初めて観ました。たぶんこちらの人たちは、これが日本製の人形アニメだなんて、露ほども知らないと思うけれど、何か違和感を感じないのかしら? 造形も演出も、昔懐かしい日本調でした(^_^)。

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