2010年2月13日土曜日

"Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief"「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

ポセイドンやメデューサやヒドラが出てくる、まるで「タイタンの戦い」のようにわくわくする予告編に引かれ、観てきました(子どもの頃、ギリシャ神話に夢中になった口です(^_^))。

派手そうな映画だし、公開初日の今日は若者でいっぱいだろうなと思って行くと、いっぱいは、いっぱいでしたが、予想外にちびっ子たちが多いです。原作ものらしいから、原作が子どもに人気なのでしょうね。それで、「ハリ・ポタ」のクリス・コロンバスが監督なのかな。



流れる予告編も子ども向けのものばかりで、中でも"Cats & Dogs"の続編に、ちびっ子たちは大喜び。私は、ジャッキー・チェンがお師匠役をする「カラテキッド」が観たいかな。今度は中国に移住して、いじめられる黒人少年が主人公です。

夜の海。突然、海から巨大な人間が出てきます。桟橋で夜釣りを楽しんでいた老人のみがそれを目撃します。海辺に遊園地があるから、コニー・アイランドかな。遊園地がミニチュアなのが良いです。巨人=ポセイドンは、シュルシュルっと普通サイズに縮み、町中へ歩いて行きます。この出だし、なかなかいい感じです。ポセイドンに扮するのは、HBOの「ローマ」で厳格な隊長を演じていた、渋いケビン・マクキッド。最近の「グレイス・アナトミー」で、サンドラ・オーの相手役も演じてました。

ポセイドンはエンパイア・ステート・ビルの屋上に上り、そこでショーン・ビーンのゼウスと密会します。ゼウスの稲妻が盗まれ、その犯人がポセイドンの息子だと一方的に責め立てるゼウスは、2週間後までに返さなければ戦争になる、と宣告して立ち去ります。ここでタイトルが出て、場内は拍手。続いて、水中で瞑想している主人公パーシーのアップが映ると、さらなる拍手や「ピーピー」という口笛と笑い声まで起きたので、オープニングで原作ファンたちの心をうまくつかんだのが分かります。パーシー役の子、女の子みたいにかわいいしね!

濡れ衣を着せられたパーシーのもとへ、さっそく刺客が訪れます。自分の出自も知らなかったパーシーは何が何やらわからぬまま、母親や親友と逃げ出します。ところが、今度はミノタウロスが襲ってきて、つかまった母親はパーシーの目の前で、霧のように消えてしまいます。

パーシーが逃げこんだ先は、森の中のキャンプ。神々と人間の間に生まれた、半神半人(デミゴッド)の子ども達が集まる場所があるという発想が、愉快! 確かに、ギリシャ神話の神々はしょっちゅう人間にちょっかい出してますからねぇ。ポセイドンの息子であるパーシーは、訓練所で水を自在に操る力を磨きます。楽しく訓練に励むパーシーをよそに、私は突然消えてしまったお母さんが気になって、一緒に訓練所のカラフルな出来事を楽しむことができません。だってキャサリン・キーナーなんですよ、お母さんは。「かいじゅうたちのいるところ」のマックスのお母さんですよ。でも、後に、母親は死んだのではなく、冥王ハデスがさらったことが判明します。ハデスって、なぜか主人公の母親をさらう役目を負わされがちですが、なんでですかね。「アリオン」とか。とにかく、本作の主人公の母親は、かなり損な役回りです。息子のために、ゴミみたいな男のもとへ身を寄せて長年がまんしてきたのに、いざとなると人間の彼女は文字通り蚊帳の外に置かれ、ポセイドンも息子のことは気にかけるのに、母親のことは一顧だにしません。

メデューサ役のユマ・サーマンがカッコよかったですが、彼女の蛇の髪の毛や、ミノタウロスやヒドラが、ダイナメーションだったらなぁ、とないものねだりをせずにいられませんでした。

でもじゅうぶんおもしろかったし、終わった後に拍手起きてたし、きっと何作も続編が作られるでしょうね。

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