2010年3月4日木曜日

"Shatter Island"「シャッター・アイランド」


マーティン・スコセッシ&レオナルド・ディカプリオコンビによる待望の新作です。

というか、待ちすぎて首がろくろになってしまいました。理由は知らないけれど、公開が何度も延びたため、ゲップが出るくらい繰り返し、映画館で予告編を見せられましたからねぇ。

1954年。連邦保安官のテディ(ディカプー)は、新しい相棒のチャック(マーク・ラファロ)とともに、シャッター・アイランドと呼ばれる絶海の孤島へ向かう。島には精神障害犯罪者を収容する病院があり、2人は子殺しの罪に問われた危険な女性患者の脱走事件を捜査するために派遣されたのだ。規則だからと有無を言わせず銃を取り上げられたテディたちは、院長(ベン・キングスレー)に面会した後、早速調査に入る。折しも島には激しい嵐が近づいており、テディはフェリーで船酔いしてからずっと頭痛に悩まされている。だが、テディが抱えていたのは頭痛だけではなかった。放火魔の犠牲で失った最愛の妻(ミシェル・ウィリアムズ)の記憶、そして、第2次大戦時、ユダヤ人収容所で体験したある出来事ーー。病院や島中を捜査しながらも、過去の記憶に責め立てられるテディ。脱走患者の行方は、ようとしてつかめない。非協力的な院長やスタッフの態度に業を煮やし、捜査を打ち切り島を出ようとする2人だが、前代未聞の嵐が島を直撃したーー!

スコセッシの映画は、どうしてこう「濃い」のでしょうか。そうとう入り組んだ、うさんくさい話なのにぐいぐい引き込まれて、見終わったらグッタリ。そうそう、映画ってこういうものだったわね……。

原作は、『ミスティック・リバー』のデニス・ルヘイン。予告編を観る限り、暗くて重そうな印象を受けるのに、初登場1位と知って、ビックリしました。しかも、2週目まで1位をキープしています。凄いなぁ。でもなぜだろう。観客は、おどろおどろしいホラーを期待してくるのか、それとも「ダヴィンチ・コード」みたいな猟奇的なミステリーを期待してくるのか……。なんだかわからないけど、いわくありげな作品の正体を確かめたくて、やってくるのか。

医師役のマックス・フォン・シドーがドイツなまり全開で白衣のマッドサイエンティスト臭を振りまき、ロバート・デ・ニーロはフランケンばりのメイクでカメオ出演しています。

ところで、日本では4月公開予定ですが、なんでも字幕に気を取られて映画の細部を見逃さないように、「超吹き替え版」を作ったそうです。どのへんが「超」なのか、観られた方は是非教えてください!

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