2010年4月2日金曜日

"I am Omega"「アイ・アム・オメガ」

クレイアニメ撮影中は、TVをつけっぱなしにしていたのですが、夜中のSi-Fiチャンネルでやっていた映画で、面白いのがありました。

ゾンビに襲われる、母と子の短いプロローグの後、人気のない地から地へ、孤独な旅を続ける男を、カメラはストイックに追います。男を演じるのは、やっぱり昔TVで観た「クライング・フリーマン」のマーク・ダカスコス。だかというわけでもないけれど、なんとなく、舞台はカリフォルニアながらアジアっぽい雰囲気がただよいます。監督はグリフ・ファースト。

なんかどこかで見た話だぞ、と思ったら、やっぱりウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」と同じ、リチャード・マシソンの「地球最後の男」が原作でした。 チャールトン・ヘストン版のタイトルも"Omega Man"でしたね。別に「アイ・アム・レジェンド」に便乗して作ったわけでもないと思うけれど…。「アイ・アム・レジェンド」と比べると、アジアっぽさというか、ウェットさは歴然で、主人公のレンチャードはラジオの幻聴を聞き、ゾンビに殺された妻と子どもを思い、うじうじしています。ある時ノートパソコンから誰かがコンタクトして来たときは、腰を抜かさんばかりに動転して、逃げ出してしまいます(とうとう気が違ったのかと心配になったらしい)。結局冷静さを取り戻して、そのコンタクト相手の女性のもとへ向かうことにしたレンチャードは、ゾンビに襲われたり、人間の2人組に出会って行を共にしながら、目的地に向かいます。最後の方は、やっつけてもやっつけても現れるゾンビに「もううんざりだ!」と叫んで、突然ヌンチャクを出してカンフー映画に様変わり、見てる私は撮影の手を止めて見入ってしまいました(^_^)。

「アイ・アム・レジェンド」なんかよりよっぽど面白かったけれど、このウェットさがアメリカ人の口に合うはずもなく、評価は低いです。ビデオスルー作品みたいだし。でも日本語版が出ているのにビックリ。

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