2010年5月20日木曜日

plant Girl

今年のサンタクルーズ映画祭で上映された短編映画です。

お父さんと、2人暮らしの女の子のお話。

ある時、女の子が自宅の庭いじりをしていると、奇妙な植物が生えているのを見つけます。それは、なんだか人間の耳の形をしています。かいがいしく世話をしていくと、不思議な植物はすくすく育っていき、人間の頭部のような花(?)が咲きます。ハエトリ草のような、長くカールしたまつげがついた眼が、まばたきしさえします。

庭は、突然家を出て行ってしまった母親が手入れをしていたものでした。それを快く思わない潔癖症の父親は、女の子に庭いじりを禁じます。そのため、不思議な植物、「プラント・ガール」は元気をなくしてしまい……。

日差しのこぼれる庭の緑がヴィヴィッドな、愛らしい短編でした。

製作会社カナダのアフォルター・エンターテインメントは、4人のアフォルター兄弟が立ち上げたプロダクション。4人でそれぞれ脚本や監督など、役割分担し合って作品を作っています。ネイサンとジョンはアニメーションも手がけており、オープニングのアニメーションは、ネイサンが作ったそうです。プラント・ガールは、ロスのアニマトロクスの専門家に作ってもらったそうです。またたきなど、動くけれど、CGじゃないんですよ〜。映画の中で、プラント・ガールに本物の虫がたかっていたのですが、それは、セットに置いたら、自然に虫が集まってきたんですって! ふしぎだな〜。

で、ネイサンたちはストップモーション・アニメーションも手がけます。



ソフトウェアは私も使っているDragon Stop Motionだそうです。

兄弟で協力しあって映画を作ってるなんて、すごーく楽しそうで、いいなぁ。

上映後、「耳のモチーフは、『ブルー・ベルベット』へのオマージュか?」と聞いたら、一様に「へ?」という顔をされました。そうだよねー、若いもんねー。おばさんがうがちすぎたよ。

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