2010年9月1日水曜日

"Mao's Last Dancer"「小さな村の小さなダンサー」/"Step Up 3D"

毛沢東時代の、共産主義国だった中国で、バレエの英才教育を受け、後にアメリカに亡命した男性バレリーノ(?)リー・ツンシンの自伝を映画化した作品。

大きな「舞」の字をバッグにタイトルが出た後、すぐに本編が始まるため、どこの誰が監督したのか知らずに最後まで観たのですが、『ドライビングMissデイジー』のブルース・ベレスフォード監督による、オーストラリア作品でした。脚本のジャン・サーディは、やっぱりピアニストの伝記映画『シャイン』(←当時はまってヘルフゴッドのコンサートを仙台まで見に行った羊)を執筆した人です。



映画の冒頭では、1980年代、テキサス州オーステンのバレエ団に招かれ、アメリカにやって来たリーの異文化体験が、ガーシュインの曲に乗せて描かれ、クライマックスにはストラヴィンスキーの「春の祭典」を踊るリーの舞台を持ってきました。「春の祭典」は、ついこないだ観た「シャネルとストラヴィンスキー」でニジンスキーが踊っていた地味〜な感じとずいぶん違って、かなり派手な演出でした。そういうものなのですかね。

バレエファンの方が見に来ていたようで、バルシニコフの舞いやリーの舞台場面が映ると、パチパチ拍手が起きていました。

リーの母親役、ジョアン・チェンだったんですね。まったく気づかず。弁護士役でカイル・マクラクランが出ていたので、「ツイン・ピークス」コンビ再びですねぇ。


"Step Up 3D"

ダンス映画つながりということで。こっちの方が「小さなダンサー」より先に観たんですけどね。

映画の予告編や、公開間近にトークショーに出演したダンサー達のダンスが凄く、これを3Dで観られるなら、内容がヘボでもなんでもいいや、と思って観に行ったのに、もう3D上映は終わっていて、普通の2D版上映でした。切符を買ってから気づいた私…。トホホ。

シリーズ作品ですが、前2作は観ていません。負け知らずのダンサー(ダンスバトル映画なもんで)の女の子と、フィルムメイカー志望の若者の恋愛がストーリーの中心ですが、映画の最初に出てくるのは、くるくる巻き毛のかわいらしい男の子で、彼のダンスもシャボン玉がからんだりして、ファンシーでした。クニャクニャっとした柔らかい動きで、マイケル・セラと、フィギュア選手のジョニー・ウィアーを足して2で割ったような感じの子です。

どのダンサーの踊りも凄くて、なかにはマーシャルアーツを見ているような振り付けも。ちょっと前に、ヒストリーチャンネルで、ブルース・リーの伝記をやっていたのですが、その中でヒップホップダンスはリーのカンフーアクションがルーツ、と言ってましたが、納得です。ライバルのダンスグループの名前が、「ハウス・オブ・サムライ」とかいうんですよね。後半、巻き毛の子(ムース)の高校時代のダンス仲間として、「あらムースさんじゃないの~」という突然の日本語とともに、日本人の女の子ダンサーも助っ人にかけつけます(ムースの同級生にしてはちょっとトウがたっているけど)。

ダンス、3Dで見たかったです。

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