2010年12月28日火曜日

"Tron:Legacy"「トロン:レガシー」

12月17日、深夜0時の上映に行ってきました。開始時間を15分ぐらい過ぎ、やっと始まったと思ったら延々予告編で、新しい予告編がかかるごとに、ガッカリした声をあげていた観客たち。でも「カーズ2」の時だけは、「ああ…」と喜んでました。もう1本、なぜかカートゥーン・ネットワークのアニメシリーズ"Adventure Time"の短編がかかったのですが、場内大受け。こんなにシュールでおもしろいアニメだったのかー(この後、はまっちゃってTV見てます)。


おわり。

…ではなく、そうそう、トロン、トロン。1982年に作られたオリジナル作品「トロン」の30年ぶりの続編となる本作。気が長い、いえ息が長いフランチャイズですね。それだけ、根強く愛されているということなのかしら。かくゆう私もオリジナルは何度も楽しく観ています。シド・ミードやメビウスがデザインに参加していたというのも、何気に豪華でしたね。

「レガシー」は、グリッド(コンピューターの内部世界)の生みの親、ケヴィン・フリンの息子サムを主人公に、20年前に謎の失踪を遂げた父の行方を求め、グリッドに迷いこむという筋立てです。

オリジナルを彷彿させるタイトルシークエンスと音楽がまず、こちらの期待を盛り上げてくれます。ウェンディ・カルロスによる電子音楽(って当時は言われてた記憶が)を正しく引きついだのは、ダフトパンクのお二人。絶対買うって思っただろ、と思ったら、やっぱり夫、買いましたサントラ。当時、CGでコンピューター世界の内部を描くというコンセプトも画期的でしたが、カルロスの音楽も印象的でした。彼女が元男だったという事実も、コンピューターの中で体にピッタリの服を着たモノクロ顔の人間達がバイク競争をしているという概念と同じぐらい、不可解でした(^_^;)。

閑話休題、トロンというのは、フリンの同僚だったアランが開発したプログラム名で、年を取ることのないトロンは、20年後の今も電子世界に存在しています(タイトルロールのくせに相変わらず地味な存在感が泣かせる…)。プログラムが、開発者と同じ顔をしているのを当時おもしろく思いましたが、ケヴィンが生み出したプログラムのクルーも、ジェフ・ブリッジズの顔をしています。当然20年前の…。これを実現するため、ブリッジズの顔をモーション・キャプチャして、CG化したのだそうです。カットによってはかなりいい線行ってますが、やはり生身の体の上に載ったCG製の顔は、違和感あるでしょう。フリンのゲームセンターが出てきただけで十分懐かしかったけれど、その時にBGM として流れていたジャーニーの曲が、オリジナルの主題歌だったんですね。

青と赤の輝線も美しく、美人のお姉さんプログラムたちが着付けてくれるのも(特に何の必然性もないところが最高)、円盤やライトサイクルを使ったバトルも、ビルの最上階にあるクラブも、そこの主がマイケル・シーンなのも、どれもとても面白かったです。こんなに見どころ満載、サービス精神旺盛なのに、もれ聞こえたところでは、日本では不評なのだとか。なんででしょうかねぇ。○○○○い「アバター」とかには大喜びするのに…。何が不満だ。

ところで、1982年といえば、かの「ブレードランナー」が公開された年でもあります。そのためというわけでもないでしょうが、ところどころにブレランを思わせる要素があったように思います。デザインしかり、音楽しかり、エピソードしかり…。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いやーおもしろかった