2011年12月28日水曜日

"Hugo""Sherlock Holmes: A Game Of Shadows""Arthur Christmas""Real Steel""The Mill & The Cross"


*秋から冬にかけて観た映画のまとめ*

"Hugo"「ヒューゴの不思議な発明」

マーティン・スコセッシ監督作。3Dです。
これは、なるべく予備知識を仕入れずに観ることをオススメします! 原作も先に読まないで。そして映画が好きな人ならば、きっと観ましょう! だから余計なこと書きません! スコセッシがね――、いやいや、書きません!

"Sherlock Holmes: A Game Of Shadows"「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

え、あれでアイリーン、死んじゃったの!? あっさりしすぎじゃん! 代わってのヒロイン役は、「ミレニアム」のリスベスを演じたスウェーデンの女優さんではないですか。

前作にも増して、ホームズとワトソンがブロマンス関係を悪ノリしてました。「これは一番原作に近いワトソン像なんだ、賢くて」と、ダウニーは言うけれど……? ダウニー・Jr.って役者としてすごいと思う。芸は身を助ける。

"Arthur Christmas"「アーサー・クリスマスの大冒険」

アードマンのCGアニメーション。「マウスタウン」はちょっとすべってたけど、これは好き! 長編アニメの成功の鍵は、モブキャラの成否にかかっているかもです。「W&G」の羊たち、「トイ・ストーリー」の宇宙人たち、「月泥棒」のバナナたち、本作の妖精たち……。

往年のストップモーションアニメ、「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」などと比べると、テンポとスピードの加速っぷりは、まさに隔世の感あり。ちなみに「ルドルフ」シリーズはたくさんあって、この冬は4本ぐらいTVで観ました(^_^;)  フレッド・アステアが声を当ててたりとか、なんかルドルフがサーカスで働く話とか。日本語教室の教え子に聞いたら、「もう何度も観てる」って言ってました。日本人が作ったんだよ、と教えたら、やっぱり驚いていたけど、でも3秒で忘れるんだろうな。

"Real Steel"「リアル・スティール」

わーこれ、リチャード・マチスンが原作だったんですね!
うーん、ここまでお子ちゃま向けだったとは、予告編で騙されました。
タイトルは"real steal"(お値打ち物)のひっかけ。

"The Mill & The Cross"「ブリューゲルの動く絵」

ルトガー・ハウアーがブリューゲル役の、変わった作品。シャーロット・ランプリングやマイケル・ヨークも出ています。蜘蛛の巣をキーワードに、CGを駆使して、活人画のように、ブリューゲルの絵画を再現する映像が素晴らしいです。ちょっとNHKかなんかの番組を観ているようでもあったけれど。渋谷あたりのアート系上映館にピッタリな作品。

2011年12月27日火曜日

"THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO"「ドラゴン・タトゥーの女」

原作は読んでいないけれども、オリジナル版は3作ともDVDや映画で観て、かなり強い印象を持っていたのでリメイクにはやや懐疑的でした。でも、デビッド・フィンチャーが監督するのだから、オリジナルとは違った、興味深い一本になるだろうという予想も容易につきます。そんなわけで、二律背反した気持ちを抱きつつ、この時期一番心待ちにしていた期待作として、イソイソ映画館に向かいました。

"THE ADVENTURES OF TINTIN: THE SECRET OF THE UNICORN"「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」


日本より半月ほど遅れて、クリスマス直前にアメリカで公開されました。感謝祭のサービスで、"World Market"というお店が配っていた先着100名のタダ券を使い、3D版にて鑑賞。ちなみにこっちでは「ティンティン」って発音です。

数ヶ月前、フランスあたりで上映された時、評判が悪かったらしいですが、アメリカでは高評価です。日本ではどうですか? 最初は違和感のあった3D版のタンタンにも、予告編や宣伝を何度も見せられるうちに慣れてしまいました。


2011年10月24日月曜日

サンタクルーズでロケ中"Chasing Mavericks (Of Men and Mavericks)"

学校の課題として作った
なんちゃってポスター
カーティス・ハンソン監督(『LAコンフィディンシャル』)の新作"Chasing Mavericks (仮題 Of Men and Mavericks)"(2012年10月公開予定)が、サンタクルーズで撮影中です。

ジェラルド・バトラーも来たよ!


2011年10月15日のお昼頃、Pleasure Pointにて。
天気はやや曇り気味ですが、夏日が戻りました。

2011年9月26日月曜日

"Our Idiot Brother"

ポスターの脳天気ぶりにつられて、フラフラと観にいってしまいました。あまり情報を仕入れていなくて、「こんな映画がみたいな」「こんな映画だったらいいな」と思いながら観にいった映画が、期待を裏切らないでくれると、うれしくなります。

ネッド(ポール・ラッド)は、フリーマーケットで有機野菜を売っていたところ、警官にはめられて麻薬密売の廉で刑務所に入れられてしまう。模範囚として刑期の半分の4ヶ月で出所すると、彼女はほかの男を作っていた。せめて犬のウィリー・ネルソンだけでも連れていこうとするが、「これは私の犬よ!」と断られてしまう。しかたなく、母親の家や、三人の妹たちの家を転々とするが、バカがつくほど正直なネッドは、その気はないのに妹たちの生活をかき乱してしまうのだった。

2011年9月20日火曜日

"Drive"

収穫の秋というには早いけれど、先週観た"contagion"と続けて、面白い映画に恵まれてほくほく(その前の"Apolo 18"はダメダメだったけど…)。"Drive"は、公開直前・直後に「かなり凄い」という評判がチラホラ聞こえ、観てみたのですが、正解でした。今、一番ホットな作品かもしれません。

ライアン・ゴズリング扮する主人公は、表はハリウッド映画のカーアクション専門スタントマン、裏は犯罪者が犯行現場から逃走する際のドライバーの請負仕事をしています。ところが、同じアパートに住む母子に情をうつしたことから、運命の歯車が大きく狂い始め————。

2011年8月21日日曜日

"Conan the Barbarian"

いわずとしれた、アーノルド・シュワルツェエネッガー主演作『コナン』シリーズの最新フランチャイズです。

注目の新コナン役は、ジェイソン・モモアという俳優。最近話題のHBOシリーズ"Game of Thrones"などにも出ているようです。モモア、ちょっとかわいい名字ですけど、ハワイ生まれなのだとか。

"Fright Night"「フライトナイト/恐怖の夜」

1985年に製作されたホラー映画『フライトナイト』のリメイク作。オリジナル版、好きでしたが、リメイクされるなんて意外です。ヴァンパイア物ならなんでもいいんかい、と思ったけれど、なかなか評判がいいようなので、観てみようかな。でもガッカリしたら嫌だから、3D版はやめて、通常版にしときましょうかね。

2011年8月19日金曜日

"Cowboys & Aliens" 「カウボーイ&エイリアン」

 カウボーイVSエイリアン! エイリアンVSプレデターよりも大胆な組み合わせですね〜。日本でも、サムライVSエイリアンとか、どうでしょう? え、もうある

気がつくと、荒野にたったひとりだった。どうやら気絶していたらしい。脇腹にケガをしていて、ひどく痛む。左手首には、なにやらいわくありげな金属製のブレスレットをしている。ケガのことも、腕輪のことも、さっぱり思い出せない。3人組の追いはぎをやっつけて馬と武器(とワンコ)を手に入れ、見知らぬ町にたどりつくと、神父(クランシー・ブラウン!)に傷の手当てをしてもらう。名前を聞かれても、思い出せない。覚えているのは英語だけだ。

2011年7月17日日曜日

"Transformers: Dark of the Moon"『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』

3−D映像がハンパない、との評判を聞いて、観に行ってしまいました。

確かに、ラスト1時間のバトルシーンは凄かったです。ロボットたちはもちろん、ビルのCGがすごくリアルでした。

でも、その前の、ストーリーが展開する部分、闘いの動機づけをするシーンが、あまりにひどくて、愕然としてしまいました。これ、ちゃんと理解できる人がいるのでしょうか? 主人公たちが一体なぜそんな言動を取るのか、どうしてそういう展開になるのか、まったく理解できませんでした。でも、本作は大ヒットしています。ということは、大半の人は理解できて、この映画を楽しめたということで、今後の映画がどんどんこういう風になっていくのだとしたら、私にはもうついていけそうにないです。唯一分かったところは、ウサギの前足のジョークぐらいでした、マジで。

あとで評論をいくつか読んだら、少しほっとしました。3−Dやバトルシーンの出来については賛否両論ですが、プロットの一貫性のなさについては、すべての批評家がかなり辛らつに指摘していました。どうやらマイケル・ベイ作品のけなし方については、映画評論家たちの筆のふるいどころのようで、各人いろんな表現を凝らしていて面白いです。一番辛らつな評は、「ローリング・ストーン」誌の「本作を見た観客は心の一部が死んでしまう」というのと、ロジャー・エバートの「これまで観たなかでも相当不愉快な映画鑑賞となった」というもの。論理を超越したストーリー展開と唐突というにもほどがある編集が相まって、ほとんど不条理劇の域に達しているとする評も、2,3ありました。

上映時間が150分超とかなり長いのですが、それでも足りなかったようで、人間の登場人物たちが誰も彼も、「ソーシャル・ネットワーク」も真っ青なくらい、恐ろしい早口でベラベラベラベラしゃべりまくます。

月面で発見されたオートボットの声、誰かな、クリストファー・プラマーかな、と思ったら、レナード・ニモイでした! それでサムが観ていたTVにミスター・スポックが映ってたのかぁ。あとヒューゴ・ウィーヴィングもディセプティコンのボス役の声をあてていました。

『スーパー8』でも気になったのですが、やたらと無意味にレンズフレア効果を入れたがるのは、最近のトレンドなのでしょうか? 邪魔なだけのようにしか思えないのですが…。

2011年7月13日水曜日

"Larry Crowne"『幸せの教室』

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの共演したロマコメ映画です。ハンクスは、脚本(『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』のニア・ヴァルダロスと共同)と監督を兼ねています。

トム演じるラリー・クラウンは、大型チェーン店のスーパーマーケットで楽しく働いていたのですが(買い物をカートを収納するところ、ハンクスの『ターミナル』を連想します。)、低学歴を理由に、突然解雇されます。そこで、一念発起してコミュニティ・カレッジに通うことにするのですが——。

2011年6月28日火曜日

"X-MEN: FIRST CLAS"『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

XーMENシリーズ、割と好きです。
マシュー・ボーン監督の本作も、なかなか面白かったです。

ビーストが、「W3」のノッコ並みに、たった一人でスーパーメカを瞬時に作っちゃうとか、手抜き過ぎるところがちょっと興ざめさせられたけれど。設計はビーストがして、実際の組み立ては金属を操れるマグニートーがするとかしたら、面白くできたのではないでしょうか。地味過ぎるかな。

ニコラス・ホルトがミスキャスト、という批評をどこかで読んだけど、悪者一味の竜巻くんの方が、よっぽど浮いていた気がします(^_^;)。敵のミュータントは強者ぞろいなのに、チャールズがリクルートする若者ミュータントたちは、ヘタレぞろいで、訓練してもやっぱり大して使い道がなさそうなところがいいですね。私が一番面白かったのは、エンジェルと超音波くんの戦い。昔の怪獣映画とか、妖怪がいっぱい出てくる大映の映画とか、なんかそんな感じで、もっとこの路線のミュータントたちの戦いを見たいです!

それにしても、前作のストライカーにしても、今回のケビン・ベーコンにしても、相当なサディスト。「XーMEN」シリーズ、サディズム度高し。そもそも制服がボンデージだ。

この映画の最大の欠点は、イアン・マッケランが出てこないことかな(^_^)。

2011年6月26日日曜日

"Cars 2"『カーズ2』

▲映画館にあった宣伝用ポップ
初日に行ってきました。映画館久しぶり!

夏休みだし、さぞやちびっ子でいっぱいだろうと思ったら、スカスカの肩すかし。子連れのお父さん同士が、「もっと混み混みだと思ってたよ」と話しあってました。

2011年6月14日火曜日

"Sinnerman" by Nina Simone

間違ってiTuneで買っちゃったニーナ・シモンの "Sinnerman"のPV、とてもいいっす。
 MAYAの授業で走りをやってた時に、これを観ていたらなぁ。



ここ数ヶ月、ずっと仕事と学校で忙しく、なかなか更新できていませんが、"THOUR"とか観ました。面白かったです! 主人公は犬のチンに似てると思いました。

2011年4月13日水曜日

"Hanna"「ハンナ」

フィンランド(太陽が上下に映る映像、どうやったのかしら)の森の中で、父親エリック(エリック・バナ)と2人、孤独に暮ら してきたハンナ。小さなログハウスで、ハナは元CIAのエージェントだったエリックから、格闘技から銃の撃ち方、各国語やあらゆる知識を仕込まれる、ブー トキャンプさながらの日々を送っていた。

16才になった時、エリックはハンナに、赤いボタンの付いた装置を手渡す。「これを押せば、もう後戻りはできない」。意を決してボタンを押すハナ。装置は、2人の居所をCIAに知らせるものだった。ハナの母親を殺した敵、CIA高官のマリッサ(ケイト・ブランシェット)に復讐する時が来たのだ———。

2011年4月8日金曜日

"Sucker Punch"「エンジェル ウォーズ」

 「300 <スリーハンドレッド>」「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督最新作です。公開前から宣伝が数多く打たれ、期待度・注目度もたいへんな高さでした。

予告編を初めて観た印象は、「わ、なんだろこれ!?」。わけが分からない/ストーリーがつかめない/一体どこから沸いて出たんだ———(コミコンで予告編がお披露目されたときの反応も、"What the hell…!?"だったらしいので、そんな印象を受けたのは私だけじゃなさそう)。セーラー服姿のコスプレ美少女が刀やマシンガンでモンスターと戦う映像は、まるで日本製のビデオゲームみたいです。映画批評サイトのRotten Tomatosは、「一年に1回以上『ビデオゲームみたい』って評したら追い出す!」って宣言してますが、でも、この予告編は、本当にビデオゲームみたいというか、ビデオゲームならばまだ納得できるけど、ハリウッド映画でこれをやられるというのが、ちょっと信じがたかったです。頭固いのかな。そのうち、監督がザック・スナイダーだと知って、ちょっと腑に落ちたけれど。「映画とはこんなもの」という枠に捕らわれない世代の監督が生み出す作品、出来はいかがでしょうか。

"Hop!"「イースターラビットのキャンディ工場」

ウサギ好きとして、見逃せない一本です。4月24日のイースターに合わせて、「怪盗グルーの月泥棒」のスタッフが作った、3DCG製のイースター・バニーが主人公のファミリー向け映画が公開されました。「グルー」はまだ観ていないのですが、半年かそこらで、1つのスタジオがもう別の長編映画を作ってしまうなんて、驚きです。えーと、Illumination Entertainmentというスタジオがやっているのね。ここは、作品ごとに各スタジオを雇って製作させる仕組みのようです。なるほど、そういうわけか。

イースター島。ここでは、歴代のイースター・バニーの指揮のもと、ひよこたちがイースター用のチョコレートや色つき卵をせっせとこしらえています。でも、現イースター・バニーの跡継ぎ、イービー(EB、Easter Bunnyの頭文字)はこの由緒ある家業よりもドラミングに夢中で、島を抜け出してハリウッドに渡り、ドラマーになる夢を追おうとします。どこでもドアのようなうさぎ穴から出て来たEBが出会ったのは、いい年をしていまだに定職にも就かずにブラブラしているフレッド(実写のジェームズ・マースデン)。一方、パパバニーは、うさぎの精鋭部隊ピンクベレーを、息子を連れ戻しに差し向けます。

2011年4月7日木曜日

"The Room"

2003年に作られた、"The Room"というインデペンデント映画があります。映画は公開後、カルト的な評判を得るようになりました。知られざる名作としてではなく、「史上最低のトンデモ映画」として———。

私がこの映画の存在を知ったのは、"Entertainment Weekly"誌の"The battle over the worst movie ever made"という記事で取り上げられた時。記事によれば、この映画のスクリプト・スーパーバイザーをしているサンディ・シュクレイアが、実質上監督したのは自分だとして、映画のクレジットに異議を唱えているのだとか。なぜ、最低映画として今でもロサンゼルスの業界人たちの間で口にのぼるような作品の監督になりたがるのか? それは、カルト人気に気をよくした映画の現監督・製作・脚本・主演その他モロモロのTommy Wiseau(トミー・なんて読むんだろう…)が、"The Room"の3D版を作ろうとしているかららしいです。スクリプト・スーパーバイザー(記録係)として「シカゴ・ホープ」など、それなりの仕事をしてきたシュクレイアは、この映画がロジャー・コーマンの目に止まって、映画を撮らせてみようかな、という気になるかもしれない、と考えたのだそうです。異議を唱えるようにアドバイスしたのは、マルコム・マクダウェルだそうですよ。

2011年4月4日月曜日

"source code"「ミッション:8ミニッツ」

月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督の新作です。処女長編に続き、こっちも本格的な香りのするSF映画。真性SFファンなんですねー。いいぞ、デビッド・ボウイの息子!

アフガンで任務に就いていたパイロットのコルター(ジェイク・ジレンホール)は、気がつくとなぜかシカゴ行きの通勤列車に乗っていた。向かいの席に座る見知らぬ美しい女性クリスティナ(ミシェル・モナハン)は、彼を「ショーン」と呼んで親しげに話しかける。混乱し、トイレに入ると鏡に映る顔は他人のものだった。何が何だか分からないうちに、突然列車は炎に包まれる。暗黒が訪れたと思うと、コルターは様々な機器に囲まれた狭苦しいコンパートメントの中に、何本ものコードに繋がれて座っていた。不鮮明なスクリーンに映る女性オペレーター(ベラ・ファーミガ)が尋ねる、「爆弾は見つけたか?」と———。

"My Dog Tulip" + "THE MIGHTY RIVER(「大いなる河の流れ」)"

BBC出版の雑誌編集者だったJ・R・アッカリーが、1956年にものした同名の自伝(「愛犬チューリップと共に」の題で1970年に日本でも出版された模様)を、ポール&サンドラ・フィアーリンジャー夫妻がアニメ化した映画です。

イギリスに暮らす初老の文筆家(アッカリー氏)と、メスのジャーマン・シェパードとの蜜月の日々を綴ったお話しです。

2011年4月3日日曜日

"The Illusionist"「イリュージョニスト」(本編)

2月の半ばにNichelodeonにて鑑賞。去年の夏から公開を心待ちにしていた一本です。

『ベルヴィル・ランデブー』のシルヴァン・ショメ監督による、この手描きアニメーションには、私の好きなものが2つ出てきます。ウサギと、ジャック・タチ。アニメーションだから、実写のタチが主演しているわけでも、声をアテているわけでもありませんが(故人だからね)、生前タチが遺した映画脚本を、ショメがアニメーション化したのだそうです。タチの作る映画は、全部タチが主人公だから、この作品の主人公も、当然タチがモデルなわけです。キャラクターデザインもですが、タチい振る舞いが、もうタチそのものでした(T_T)。

2011年1月24日月曜日

"GANTZ" アメリカ上映会レポート

元旦に「トゥルー・グリッド」を見に行った時にかかっていた予告を見てビックリしたのですが、去る1月20日、全米330館あまりで「GANTZ」プレミア上映がありました。LAのチャイニーズシアターでは、主演の松山ケンイチと二宮和也による舞台挨拶とQ&Aつきで、その模様は各館へもライブ中継されました。本編もdish networkによる配信で、実はクライマックスの激しいアクションシーンの最中(おこりんぼのところ)で、回線の不具合なのか、ブツリと真っ暗になってしまいました。幸い、すぐに再開しましたが、これはサンタクルーズの映画館だけだったのか、全館そうだったのか…。

2011年1月20日木曜日

"The Green Hornet"「グリーン・ホーネット」

「グリーン・ホーネット」3D、観てきました!

半年ぐらい前からかかりはじめた予告編の、主人公グリーン・ホーネットとケイトーのやりとりがおもしろそうで、観たいなと思っていたのですが、公開が近づいた昨年の11月頃からTVCMなどの宣伝を大量に打つようになり、配給会社の力の入れようは相当なものでした。それは映画の出来に自信があるからか、それともその逆なのか、この目で確かめてこねば!

2011年1月5日水曜日

"The Tourist"「ツーリスト」

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが共演したアクション・ロマンス。フランス映画「アントニー・ジマー」のリメイクで、監督は、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。監督を指名したのは、ジョリーなのだそうです。

ジョリー&デップという取り合わせも豪華で魅力的ですが、ヴェニスが舞台というところに引かれて観に行きました(おととしベニス映画祭に行ってきたのです)。ジョリーがこの仕事を引き受けたのも、ヴェニスロケが理由だったそうな(最初はトム・クルーズが主演予定だったそうです。確か「ソルト」もそうでしたよね)。

2011年1月3日月曜日

"Black Swan"「ブラック・スワン」

「レスラー」で汗臭いムキムキ男たちの世界を描いたダーレン・アロノフスキー監督が、今度は華麗なるバレエの世界を舞台に描くサイコ・スリラー。ナタリー・ポートマンがバレリーナを演じているのも話題です。

バレリーナのニーナは、所属するNYバレエ団の次期公演作「白鳥の湖」のスワン・クイーン役に大抜擢される。元バレリーナの母親(バーバラ・ハーシー)の女手ひとつで過保護に育てられたニーナは、まだ寝室に熊の縫いぐるみを飾っているような奥手な女性で、清純なホワイト・スワンを演じるにはピッタリだが、王子を誘惑するブラック・スワンの役柄がつかめず、悩んでいた。舞台監督のトム(ヴァンサン・カッセル)は、完璧を求めるニーナに、「もっと自分を解放しろ!」とあれこれ挑発するが、娘をコントロールしたがる母親のせいで、ままならない。一方、サンフランシスコからやって来たバレリーナのリリー(ミナ・クーニス)は、ニーナとは対照的に奔放な性格で、ニーナは彼女に役を奪われるのではないかと怯え、公演が近づくとともに高まるプレッシャーから、自傷癖がぶり返して悪化していく———。

2011年1月2日日曜日

"true Grit" 「トゥルー・グリット」

ジョン・ウェイン主演の往年のウェスタン『勇気ある追跡』(1969)を、コーエン兄弟がジェフ・ブリッジス(『ビッグ・リボウスキ』コンビだぜ、dude)を主演に迎えてリメイクしました。

なんといっても、3年前に『ノー・カントリー』でオスカー作品賞を撮ったコーエン兄弟と、昨年『クレイジー・ハート』で同主演男優賞を(コリンを蹴落として)射止めたブリッジスの、ピカピカのアカデミー賞受賞者がタッグを組んだとあれば、それだけでも後光が差しそうだし、前評判もそうとう高いし、なにより予告編がカッコイイでしょう。元旦の夕方観に行ったのですが、劇場前は長蛇の列。切符売り場で"True Grit 2枚!"って言ったら、"The Tourist"の切符が出てきて、トホホな気分で場内に入ると、観客層は、5〜60代のおっさんが中心です。「久しぶりの硬派な西部劇が観れるぞ〜」と、正月早々勢い込んで来たんだろうなぁ。そして2つとなりの小屋では、ジェフ・ブリッジスがグリッド世界に閉じ込められる『トロン』を絶賛上映中だったりします。時と次元を駆けるおやじ。