2011年1月5日水曜日

"The Tourist"「ツーリスト」

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが共演したアクション・ロマンス。フランス映画「アントニー・ジマー」のリメイクで、監督は、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。監督を指名したのは、ジョリーなのだそうです。

ジョリー&デップという取り合わせも豪華で魅力的ですが、ヴェニスが舞台というところに引かれて観に行きました(おととしベニス映画祭に行ってきたのです)。ジョリーがこの仕事を引き受けたのも、ヴェニスロケが理由だったそうな(最初はトム・クルーズが主演予定だったそうです。確か「ソルト」もそうでしたよね)。



最初、映画はパリから始まります。パリのアパルトマンから出て来たすこぶるつきの美女、アンジェリーナ・ジョリーを、カメラ付きの車から監視している刑事たちがいます。高級ファンションに身を包み、街を闊歩するジョリーの後ろ姿(お尻)に、プロフェッショナルな刑事さんたちも、ついつい任務を忘れて目が釘付けになってしまいがち。そんな調子で、全編にわたって、この映画はジョリーの美を愛でる作りになっていて、ジョリーとすれ違う男達は、必ずふり返って彼女を見るべし、というお約束が、徹底されてました。そこ、細かいギャグになっているのでお見逃しなく。いや実際、完璧メイクと豪華絢爛なファッションで決めまくったジョリーはホトホト美しく、彼女に見とれているうちにストーリーを忘れてしまいそうでした(^_^;)。

ジョニーはジョニーで、パジャマ姿からタキシードから手錠姿(ん?)まで、ファンサービスばっちりです。ジョニデって、やっぱりアイメイクしてるんですねぇ。パリからベニスに向かう列車に乗っている最初の登場シーンでは、すっぴんで、ホテルRoyal Danieliに着くと、アイメイクをしだすので、分かりました。ちょっとtoo obviousだったな。 それにしても、豪華なホテルです。私の泊まった安宿とは大違い(当たり前か)。宝くじにでも当たったら、またベニスに行って、そこに泊まりますか。でも思ったより、観光色は薄かったです。名所のサンマルコ広場も、ほんの1カット、ちらっとしか出なかったし。ロケが難しそうな土地ですもんね…。地図で調べたら、このホテルはサンマルコ広場のすぐ脇の、運河沿いにありました。絶好の場所だあ。

ストーリーをあまり書くとヤボなタイプの作品なので、やめておきます。こういう映画で、観客をしらけさせずに最後まで持っていくのは近頃では神業に近いと思いますが、スレスレのさじ加減で成功してると思います。でも、なんだか評論家達の評、予想外に悪いです。ん〜、なんか最近このパターン多いな。面白かったのになぁ。


共演陣も、ポール・ペダニー、ティモシー・ダルトン、スティーブン・バーコフ、ルーファス・シーウェルと、かなり渋いです。お正月、元旦から一本づつ、「トゥルー・グリット」「ブラック・スワン」「ツーリスト」と観ましたが、ベストな順番でした! よかった、1発目を「ブラック・スワン」にしなくて(^_^;)。

2 件のコメント:

Don Juan DeMarco さんのコメント...

実際に映画の中で登場したHotel Danieliはそのものではなくて、The Palazzo Pisani-Morettaなる15世紀に建てられた建物を使ってるみたいですね。場所もRialtoの近くに移動してますし。映画なんてそんなもんです。画像加工もありまくりだし・・・

電気羊/e-sheep さんのコメント...

おおう、そうだったのですか! よかったです、宝くじに当たる前に知って(^_^)

だまされてもだまされても、みついでしまう、いや、だまされたくてみついでしまうのか…。だましだまされふりふられ。