2013年8月18日日曜日

"Kick-ass 2"

公開初日、1PMの回を鑑賞。初日なのにまばらな観客。客層的に、昼にはあまり集客できないのかもしれません。子どもや年配は、観ないのでしょう。

1作目から3年が経ち、デイヴ(キックアス)とミンディ(ヒットガール)は、それぞれ高校3年生と1年生として、同じ高校に通っている。二人はスーパーヒーローチームとしてタッグを組むのだが、ミンディの後見人(彼女の亡き父親、ビッグダディの警官時代の相棒)は、ヒットガールとしての活動を禁じ、普通の女子高校生として暮らすことを強要する。仲間が欲しいデイヴは、ジム・キャリー演じるスターズ・アンド・ストライプス(星条旗)大佐たちのスーパーヒーローグループに加わる。大佐以外のメンツは頼りないけれど、徒党を組むのは楽しく、うまくやっていけそうだった。大佐は改心した元悪党で、犯罪の臭いを嗅ぎつけるのが得意なのだ。命令一下で男の急所を食いちぎる、頼もしい(?)ジャーマン・シェパードも飼っている。

一方、1作目でデイヴに父親(マーク・ストロング。しつこいですが、『ぼくのプレミア・ライフ』でコリン・ファースの悪友を演じてたあのハゲ頭君です)をバズーカで吹っ飛ばされたクリス(レッド・ミスト)は、「マザー・ファッカー(放送禁止用語)」と名前を改め、金にものをいわせてスーパーヴィラン(悪者)グループを結成し、デイヴへの復讐を開始する———。

ストーリー的にも、路線としても、1作目の流れをちゃんと踏襲しているし、原作コミック(未読)にも忠実らしいです。監督は交代しましたが、1作目のマシュー・ヴォーンはプロデューサーを務めています(クレジットにブラピの名前も見えました)。

ところが、1作目はとてもエンジョイしたのに、2作目は全く楽しめませんでした。「続編は駄作」なのは別に意外なことじゃないけど、ぶっちゃけ、楽しめないどころか、胸クソ(失礼)が悪くなり、しょんぼりして映画館を後にするはめに。この違いは何なのか。家に帰って、1作目を見直して観ました。やっぱり面白い! Guility pleasureがたっぷり! アクションシーン、凄い! ……やっぱり、監督のセンスとか、資質の違いなのかな。

シカゴ・トリビューン紙のマイケル・フィリップスのレビューや、ロジャ・エバート・コムのアリ・アリカンのレビューあたりが、もう少し詳しく、興味深く分析しています。物好きな方は目を通してみてください。評価は、同時期公開の『ジョブス』と並んで低いですが、観客の満足度はかなり高いです。まあそうでしょうね。

トリヴィアルなことを書きます!

・デイヴの学校での友だち、トッド役は1作目と違う役者が演じていました。

’クリスのおじさん(服役中。ダミーコファミリーのドン的存在)を、イエイン・グレンが渋く演じてましたが、あれは3作目への布石なのでしょうか。イエイン・グレンはHBOの『ゲーム・オブ・スローン』で、ドラゴンクイーンの参謀役を渋く演じています。『愛と野望のナイル』から印象に残ってましたが、私が一番好きなのは、"Vagabond Shoes"という短編。サンタクルーズ映画祭で観たの。確か、セリフのない作品でした。もう一度観たいなぁ。

・アクションシーンになると、途端に手持ちカメラになるよ! ヒットガールのアクションシーンは、どのカットがスタントか、特に気にしていなくても、嫌でも気がついちゃう親切カット割りだよ! 走行中の車のアクションシーンは、スピード感が全然ないよ! 時速10マイルくらいかな!

・ミンディちゃんの学園生活、『キャリー』とそっくりだよ! 本編前の予告編で、クロエちゃん版『キャリー』の予告編を流していたけど、さながら本編が『キャリー』の予告編になっていたよ! ただし振るのは血の雨じゃなくて、「○ロと○ン○」だったけどね!

・キャリーといえば、ジム・キャリー! 特殊メイクで、顔がずいぶん変わってました。得意なハイテンションな役だけど、いつものキャリー色プンプンとは違うハイテンションぶりで、ずいぶん見直してしまいました。彼がプロモーション活動を拒否したのは、映画の撮影が終わった後で起きた「サンディ・フック小学校銃撃事件」のせいです、念のため。

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