2014年2月27日木曜日

"One Direction: This Is Us"『ワン・ダイレクション THIS IS US』

世界中で大人気の英国ボーイズバンド、「ワン・ダイレクション」のドキュメンタリーです。アメリカでは昨年(2013年)の8月に公開されました。

『スーパーサイズ・ミー』のモーガン・スパーロックが監督なので、ひねった構成を期待したのですが、予想に反してストレートど真ん中のコンサート映画でした。IDのファンだったらエンジョイできると思いますが、そうじゃないと途中で少し退屈してしまうかもしれません。


私が「ワン・ダイレクション」の名前を初めて聞いたのは、"Today Show"か何かの番組だったと思います。確か、「今とんでもなく大人気のイギリス出身のボーイズバンドが渡米して、うちの番組に出てくれることになりました」みたいな紹介の仕方だったかな? その後しばらくして、今度はMTVアワードか何かに登場して、キャーキャー言われながら歌っていました。とにかく、渡米して番組に登場するたび、すごいVIP扱いされていて、「ほんとに大人気なんだなぁ」と思っていました。メンバーの受け答えも気さくな感じで好印象でした。

どうしてそんなに大人気なのか、何が特別なのか、この映画を観たらわかるかな、と思ったのですが、正直よく分かりませんでした。サイモン・コーウェルが、「Xファクター」の出場者たちの中で、あの5人を指名した理由も、明かしてはくれませんでした(スパーロックならもっと突っこんでくれるかと思ったのに肩すかしです。でも、彼がどういう監督なのか、見極めがついたわ)。分かったのは、メンバーがみんないい感じで、いたずら好きで、仲良しで、飾り気がなくて、全員歌がうまくて踊りは苦手、ということ。人気に飲まれることなく客観的に自分たちの状況を分析して、地に足のついた態度をなくさないようにしているようですが、それすらも自然体で、無理に自分を律しているような窮屈さはみじんも感じられなくて、今どきの子どもたちの強味なのかな、とおばさんは感慨深かったです。ジャスティン・ビーバーとかマイリー・サイラスとか、どんどん迷走していく年少のアイドル達の轍を踏まずに済んでいるのは、やっぱり気のおけない仲間と一緒だからかしらね。

基本的に、ステージでもお互いにいたずらし合ったりしてるのが新鮮でした。そういうところがいいのかなあ? 映画では、リアムが一番出番が多かったように思います。言っていることもいちばん中味があるし、高い声も出せる彼のボーカルが、一番印象に残りました。あと、ステージでいつもピョンピョンはねてるナイル(かな? ルイとまだ混同してしまう)がかわいかったです。自宅の壁をスプレーペイントで埋めつくして悦に入っているゼインが一番変わり種ですかね? 彼らのヘナチョコな踊りはすごくチャーミングですね。あの、腕を前後にぶんぶん振りながら、足を左右に踏みかえるヤツ……(^_^) 愉快なメンツだから、自分たちの番組を持ったらいんじゃないかな、日本のタレントみたいに。

自分がティーンエイジャーだったら、彼らのファンになったのかなあ。日本での人気はどのくらいなのかしら? なぜそれが気になるのかというと、

去年の夏、彼らの写真集を訳したのです。



本が出て数ヶ月後、やっと映画を観たわけですが、去年の秋口、カレッジ通学のために乗っているバスがサンノゼのダウンタウンを通ったとき、たっくさんの女の子たちが、友だちと連れだったり、母親につきそわれたりしながら、なんだか興奮した様子で、スタジアムに向かっているのを見かけました。なんだろう、と思ったら、1Dのコンサートを観に来た子たちでした。見事に女子だけ! 前座はやっぱり人気のセリーナ・ゴメス。

素敵な写真が満載、本屋さんで見かけたら、ひとつヨロシク!




普段はアイスホッケーをやるスタジアムが、女の子達の長蛇の列!












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