2014年8月15日金曜日

『思い出のマーニー』

コピッと日本にいます。

水曜日、時間が空いて、公開二週目ぐらいの『思い出のマーニー』を観にいきました。
コケたと聞いていたのですが、映画館に行ったら、列が出来て、スタッフが誘導していました。しまった。ここは日本だった。どんな話題作でもガラガラのどいなかサンタとは違うんだった。レディースデーだから、女子がわんさか。それに、よく考えたら、ここは吉祥寺。スタジオジブリのお膝元やんけ。そういえば売り場に、監督直筆の色紙が飾ってありました。

座席は飛行機のエコノミー席より小さいけれど、しっかりしていて快適な座り心地。アメリカのギシギシ、ゆるゆるな座席と大違い。そして何が感動したって、クレジットが終わるまで、誰一人! 席を立たなかったこと! ちゃんと予告編が始まるまでにみんな席についていたし、本編中は静かに熱心に鑑賞してしてたし!

さて、映画はというと、「ああ、宮崎とは違うんだなあ」という感慨を、ひたすら観客に感じさせる作品でした。ただきれいな画面を楽しめればいいと思ったのにな。

一生懸命、宮崎の衣鉢を継ごうと頑張っているけれど、頑張れば頑張るほど、違いがくっきり出てしまう。形をなぞっているだけであることを自ら証明してしまう。演出上の例を挙げれば、湖で、主人公が靴をぬいで水に浸かるところ。宮崎なら、あそこで、脱いだ後の靴下の処理の描写まで、きっちりしていたと思う。靴につっこむとか。でも、「仏作って魂ナントカ」なのは、演出上だけの問題じゃないけれど(これ以上書くともっと悪口になってしまうので書きません)。

あと、太めな女の子のキャラクターデザインと台詞は、いかがなものでしょう。最初、大人のキャラなのかと思っていました。先生なのかと。

いちばん疑問なのは、なぜこれをアニメにしたかったのか、さっぱりわからなかったところ。作ってて、楽しかったですか?

0 件のコメント: