2017年6月10日土曜日

"Wonder Woman"『ワンダーウーマン』

あんまり評判いいので観に行ったら、まじで良かったっす。

全然知らなかったけど、ワンダーウーマンてアマゾネスで、ゼウスの子どもだったんですね。原作は1941年に誕生し、第二次大戦中の話だそうですが、映画版では第一次大戦に変えています。

ダイアナ(後のワンダーウーマン)が育ったアマゾネスの島に、ある日突然、アメリカ人パイロットのスティーブが操る戦闘機が落ちる。それまで世界から隔絶していた女戦士たちは、世界大戦が勃発したことを知らずにいた。宿敵・軍神アレスを倒して戦争を終わらせるべく、ワンダーウーマンはスティーブとともにイギリスに渡る。



ゼウスによって現実世界とは隔絶されているはずの島に、なぜ飛行機が落ちてきたかの説明は一切なく、島を出るときも帆掛け船に乗って、寝て起きたらすんなりイギリスに着いているのですが、そこを突っこむレビューには、今のところお目にかかっていません。そんなささいなことはどうでもよくなっちゃうぐらい、みなさんガル・ガドットのワンダーウーマンにやられちゃったみたいです(劇中では一度も〝ワンダーウーマン〟の呼称は使われていない)。

いやほんとにガル・ガドットは素晴らしかったです。両軍が塹壕からにらみ合っているベルギーのノーマンズ・ランド(中間地帯)で、おもむろに額にベルトを着け、コートを脱ぎ捨てて戦闘服姿をさらすシーンが、ビックリするぐらい感動的でした。キッチュさとか、ばかばかしさとかが皆無で、りりしく神々しいのです。もちろんお色気やこびたところも一切なし。その点は全編(長いよ。2時間21分あるよ)にわたってそうで、それが出来たのは女性監督なればこそだと、特に、娘のロールモデルを歓迎する母親世代の女性たちから熱い支持を集めています。

監督はパティ・ジェンキンス。知らない人だと思ってましたが、鑑賞後に調べたら『モンスター』の監督だったのか〜! いまだに、不細工メイクをしたシャリーズ・セロンがガソリンスタンドのトイレで身繕いをするシーンを思い返してしまうほど、トラウマな映画でした。そうか、あの映画の監督さんか……。

悪役で、ドイツ軍のために毒ガスを開発する女性マッドサイエンティストがいるのですが、ちょうどナショナルジオグラフィック・チャンネルのアインシュタインが主人公のドラマ『ジーニアス:世紀の天才』で、アインシュタインの友人で、大戦中ドイツ軍のために毒ガスを開発したフリッツ・ハーバーの話をやっていたばかりです。恐ろしい研究をする夫に耐えられず、自身も化学の博士号を持っていた妻は抗議の自殺をしちゃうのです。閑話休題。

朝10時の回を観に行ったのですが、10時上映の回があると、「あー学校が夏休みに入ったんだなー」と実感が湧きます。普段は2時からとかだから。小さい女の子を連れて観ていたお父さんがいて、ほほえましかったです。


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