2017年8月5日土曜日

"Dark Tower"『ダークタワー』

スティーブン・キングファンの集う(?)先行上映で観てきました。
予告編の、ガンスリンガーが銃を横に振ると銃弾が装填されるという荒唐無稽なガンアクションにしびれて、悪評をものともせず観に行ったのだけど、評判通り、generic(凡庸)なSFファンタジーアクションに終始していました。

原作冒頭の、黒衣の男を追って荒野をさすらうガンスリンガーという映画的においしい絵柄を、なぜ捨てるかな? 残念なのは、例のガンアクションシーンも、本編で観るより予告編で観る方が印象的だったこと。

あとジェイク少年のユニークな出自も変えちゃって、1巻でローランドが下す胸熱な決断もありませんでした。キングに詳しい方ではないけれど、「ファイアースターター(炎の少女チャーリー)」のように、子どもと男の不思議な絆みたいなのを描くの、うまいですよね。

まあレビューで散々な言われようしていますが、ガンスリンガー役にイドリス・エルバを抜擢したのだけはお手柄、と口々に褒めています。

ロン・ハワードら制作陣が、今一番コワモテな俳優を探して、エルバで意見が一致したそうです。キングは「荒野の決闘」のクリント・イーストウッドをイメージして執筆したとか。エルバはイギリス人で、トークショーにゲスト出演したとき、銃ならぬ紅茶のカップを手に登場してました😄

なんかボヤッとした仕上がりになったのは、二つの製作会社が同等の発言権を持ち、さらにキングもダメだしをする権利を持っていたため3すくみになってしまったせいのようです。おかげで事前プロモーションもろくにできなかったのだとか。

来年、テレビシリーズが始まるみたいなので、そちらに期待したいです。

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1/18/18
映画を観た後、オーディオブックで1巻から読んでいます。5巻目『カーラの狼』を終えたところです。4.5巻目「鍵穴を吹き抜ける風」で、それまでの読み手と声が変わり、「前の人がよかったのにな」と思って聞いていましたが、本の終わりで、narrated by Stephen KIngと言っていてびっくり。自分で朗読していたのか💦 そして、5巻目(また違う読み手)のあとがきで、4巻目まで朗読していた人がバイク事故に遭ったため、もう仕事ができなくなったと知りましました。5巻目は、その人物に捧げられているそうです。


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