2018年3月15日木曜日

"Black Panther"『ブラックパンサー』

ファンタジー映画でした。

『指輪物語』を連想する、エルロンドの御前会議みたいな場面もあるし、指輪も出てくる。ヴィブラニウムがひとつの指輪で、王族がつけてるのがナズグルの指輪。カラフルな魔法もいっぱい。(はっ、ゴラムも出てるじゃん! 素顔で! いやいやいや、どころか、ビルボもいるじゃん!!)なかなかよくできたファンタジーだと思う。長い上映時間を最後まで楽しめました。

これを、『フルートベール駅で』の監督&主演(本作では敵役キルモンガーを演じる)コンビが作ったのかと思うと、感慨深いです。全然毛色の違う作品ながら、オークランドというルーツを離れていないところが粘着質だ。

この夢いっぱいの、「逃避文学」とも揶揄されるファンタジー系の映画が熱狂的に支持される理由について、少ない脳みそで考えています。結論を出すには情報量不足なので保留です。
……でもま、単純に、すごくパワーがあるよね。アフリカン・パワー。夢見ることも、理想を持つことも、悪いことではない。

ところでお花、全部なくなっちゃったのに、これからどうするのだろう? もう過去はいらないと? 過去じゃなく、未来をみよう、ということかな。

オコエ将軍の、「恋人より国」宣言が好きです。いつも、映画とかマンガとかで、「たとえ世界が滅んでも恋人/家族をとる!」という超セルフィッシュな主人公が賞賛されるのに、少し居心地の悪い思いをしてきました。かといって国粋主義とかも困っちゃいますけど。あれ、この映画のテーマとリンクしてきた。

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