2019年9月8日日曜日

"It Chapter Two"『IT2 イット THE END/それが見えたら、終わり』

⭐️⭐️⭐️⭐️

公開初日に鑑賞。
シネマ9で20分刻みに上映されていて、12時の回を選んだらわたしひとりでした。

ホラー映画を映画館でひとりぼっちで鑑賞、最高じゃないですか?

(でもオンラインでチェックしたときは数席埋まってたんですけどね。サクラなんですかね?)

スティーブン・キング原作の『ドクター・スリープ』(超楽しみ)や、二日間だけFathomでやる『スター・トレック』リバイバル上映とか、何本か予告編をやったあと、赤い風船とワーナーブロスのロゴが続き、さてはじまるぞ、と思った一瞬後、「DC」のロゴが出て、「ん? 『IT』にDCは関係ないだろ?」と思ったら......


▲"Birds of Prey"(ハーレイ・クイン映画)の予告編でした。

『IT』は原作は読んでいませんが、前編の子ども時代編は観たし、ティム・カリーのテレビ映画版もSyFyチャンネルで二年前にざっと観たのでおおまかな話の展開は知ってましたが、始まって15分ぐらいでまず、「ああっ」って声が出てしまいました(貸し切りでよかった😅)。そうだった、そうだったね。😢

2時間49分ありますが、赤い風船増し増しで、最後までダレずに面白かったです。


ダレない理由のひとつは、ビル・ヘイダーかな。コメディアンのくせに沸点が低くてすごい笑い上戸の彼が好きなもんで。えへへ。☺️ それで、彼の演じるリチャードのキャラが、すごくよくて。実はその描写のしかたにとある方面から批判(というよりは不満)も出ているのですが、わたしはだからこそ、深く心に響きました。

いや、ホラーでした、これ。
もちろんホラー映画としてもたんのうしました。
でも「こわい」以外の感情も、いろいろと揺すぶられます。
ほら、キングは「スタンド・バイ・ミー」とかもあるでしょう?
(キングといえば、カメオで出ていて、みんなからエンディングがあかん、と責められる作家になったビルとからみます)

■カメオについての記事 
 Why It Chapter Two has the year's most satisfying movie cameo


リッチー以外のルーザースも、ひとりひとり、全員きれいに落としていてよかったです。ちょっとマイクの扱いがぞんざいでは、と思ったけれど、最後のほうでおいしい場面をもらってて、よかった。みんな、町に戻ったせいか、子ども時代の恐怖と対峙するせいか、いい大人なのに結構子どもに返っちゃってて、おっかながりかたとかが子どもみたいでかわいかったのも見どころのひとつだと個人的には思うので、見逃さないでほしいです。

とはいえ何ヶ所か不満に思えるところもあり、たとえば、今回はルーザースたちの個人的な話に終始したけれど、前編ではもう少し、町ぐるみの不気味さ、恥部みたいなところも突いていたので、そこがちょっと残念。ほかの不満点は書かないでおきます。

子ども時代のシーンもたびたび挿入されるのですが、とあるシーンでひとりが着ていたTシャツ、それサンタクルーズの有名アーティストの"screaming hand"だよ。(過去には『パルプ・フィクション』で、トラボルタがUSサンタクルーズ校のバナナなめくじシャツを着ていた例も)

最後のほうで、とあるキャラがとあるキャラに"I Love You"というのですが、これは訳が難しいI Love Youだと思いました。ああ訳す以外ないと思うけど。

ペニーワイズ対決では、ティム・カリーの存在感に余裕で軍配があがるかな。

ペニーワイズを演じた
ビル・スカルスガルド
いい奴。
スカルスガルド(ピーター・スカースガードはのぞく)家の俳優は
みんなこのペニーワイズ唇ができるそうです。
クリップ映像はここ


それにしても監督若いなあ。

監督とキャストのわいわい、わきわきカオスインタビューのクリップ。

ビル・ヘイダー、ここでも笑い転げてる。😄

あー、冒頭のエピソード、オリジナルかなあと思ったら、原作にあるんですね。実際に1984年に起きた事件がもとなのか。エディとかぶってまぎわらしいと思ったぜんそく持ちなのも、事実に基づいたからなのか。そしてわたしが弱いと思った部分を、この冒頭のエピソードに象徴させていたのか(でもここだけにしちゃったのがやっぱり、ちょっと弱いと思う)。

◇おっと、ビル・ヘイダー、すごい不安症だったんですね。

 ■ビデオクリップ

37歳でやっと不安の対処法を見つけたという話。
不安を、肩に乗ってるおさるさんだと思うんですって。

ヘイダーはホラー映画初出演だけど、困ったのは、彼はこわいと笑っちゃうそうで、監督に「こわがって!」っていわれるそうです。

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